伝統的なドレス・クラシックシューズに用いられる代表的な製法、GOODYEAR WELTED製法で作られたDERBY 3 HOLE SHOESは、クラシカルなラスト（木型）を採用しながらも、シンプルで音楽カルチャーを匂わせるパターンカッティングや、重厚感あるビブラム社のEVAライトソールを使用。
また、スペインで生産されていることもありアッパー素材には、スペイン製のカーフ・オイルドレザーを採用することにより、クラシックな要素がありながらも、シンプルで繊細なビートを奏でるような、NEW WAVE音楽に共通するような仕上がりを演出する１足である。
1980年代のパリ。
LONDON PUNKや、NEW WAVEに影響を受けた若者達が身につけていたBROTHEL CREEPERSからインスパイアされたキルト・ラバーソールシューズ。
イタリアで製作されたU -TIPのダービーシューズには、ブローギングが施された英国的なキルトがプラスされている。
尚、アウトソールにはクレープラバーが巻かれており、一見ヘビーな仕上がりのイメージが想像されるが、シンプル且つ、建設的なデザインや構造を採用することにより、
実用的な履き心地を再現している。
独特な丸みを帯びたトゥシェイプを描くラスト（木型）に対して、デザインされたSIDE ELASTIC SHOESは、80年代初頭に活躍した英国のミュージシャンへのオマージュである。
GOODYEAR WELTED製法によりつくられたこの一足に対し、張り出したコバにはレザーストームウェルト。そしてアウトソールには、存在感あるビブラム社のEVAライトソールを使用している。
尚アッパーレザーには、スペイン製の厚みがありながらも足に馴染みやすいオイルドレザーが採用されている。
フォーマルなドレスシューズの伝統的な製法として使用されるGOODYEAR WELTED製法。その製法には、多くの場合、オーセンティックなパターンが使用されている。
しかしながらTOANDCO.では、気軽に履くことのできるカジュアル感あるSABOTデザインを採用している。
TOANDCO.がデザインをする際に参考にする建築物からインスピレーションを得ることにより、デベロップされたミニマルなアッパーデザインに対して、無機質感あるマットなオイルドレザーが使用されている。
米国的クラシックなラスト（木型）を独自の解釈により製作し、セットバックしたブーツパターンカッティングを組み合わせたドレッシーなデザインに、カジュアル感あるVIBRAM社のEVAライトソール、そしてGOODYEAR WELTED製法を採用したCHELSEA BOOTは、英国のミュージシャンからインスピレーションを受けたプロダクトである。
シンプルなカッティングに対してマット感ある無機質なスペイン製オイルドレザーを使用することにより、TOANDCO.が好む音楽の世界観と共通する、過去をリスペクトしながらも、独自の解釈により発展する新しいデザインを提案している。
TO & CO.’ s traditional stand-by lace-up shoes are inspired by Jazz musicians in Paris. These shoes are manufactured by a dance-shoe specialist in Italy, realising not only the design, pattern and form of the shoe, but also its structure. The upper material is Nappa goat skin which is known to be
extremely soft. To achieve delicacy and softness, toe-puff and heel-counter, commonly used in
shoe-making, are eliminated from the product.
パリで見たJAZZ MISICIAN からインスパイアーされたTO&CO. 定番のレースアップシューズ。このシューズは、ダンスシューズのデザインやパターン、そしてフォルムだけではなく、構造まで表現したいという理由から実際にダンスシューズを製作するイタリアのファクトリーでつくられている。
アッパーレザーには肌触りの良いNAPPA GOAT SKIN を採用し、通常の靴作りでは必要とされているトゥパフやバックカウンターを取り除くことにより、華奢で柔らかいシューズを表現している。